天井に引掛ローゼットがない!?照明は付けれないの?天井照明交換配線電気工事|神奈川県川崎市高津区
2026年2月25日 / その他, 施工事例, 照明スイッチ修理、照明スイッチ交換、照明スイッチ増設
こんにちは!川崎市高津区電気工事.comです。
「天井に引掛ローゼットがない」
「重量のある照明を天井に付けたいけど、大丈夫?」
「引掛ローゼット?シーリングとの違いは何?同じ?」
そんなお悩みやお困りごとはありませんか?
この記事では、実際に行った「引掛ローゼットの取付け電気工事」の事例をもとに、引掛ローゼットの役割と注意点をご紹介します。

ローゼットの基本情報から、天井に好きな照明を付けたい、照明を買い替えたい方に、特におすすめの情報です。安心・安全に天井照明を付けるためのポイントを、電気工事のプロの視点からわかりやすく解説します。
引掛シーリングと引掛ローゼットの違いって?
照明選びで失敗しないための使い分けガイド
見た目は似ているけれど、実は別物です!
天井を見上げたとき、照明が取り付けてある「白いプラスチックの器具」が目に入ると思います。どれも同じように見えますが、実は「引掛シーリング」と「引掛ローゼット」という、役割の異なる2つの種類が存在します。
「電気が流れるんだから、どっちでも同じでしょ?」と思われがちですが、実はこの2つには、照明を支える「力(耐荷重)」に大きな違いがあります。
共通点:照明の「コンセント」
どちらも、天井の配線と照明器具をつなぐ「コンセント」のような役割を果たします。どちらの種類であっても、一度設置されていれば、市販の照明器具をカチッと差し込んで回すだけで、誰でも簡単に取り付けができるという点は共通しています。
相違点:耐えられる「重さ」が違う!
見た目の最大の違いは、器具の両サイドに「ハンガー(耳)」と呼ばれる金具が付いているかどうかです。
- 引掛シーリング: コンパクトでスッキリしていますが、支えられるのは一般的に5kgまで。
- 引掛ローゼット: 両サイドに金具が付いており、重さ10kgまでの重量級照明にも対応できます。
もし、5kgを超える重いシャンデリアやシーリングファンを、耐荷重の低い「引掛シーリング」に無理やり取り付けてしまうと、器具が破損したり、最悪の場合は照明が落下したりする危険性があります。
「見た目は似ていても、支えられるパワーが全く違う」ということを知っておくことが、安全な照明選びの第一歩なのです。
| 特徴 | 引掛シーリング | 引掛ローゼット |
|---|---|---|
| 耐荷重 | 5kgまで | 10kgまで(ハンガー使用時) |
| 見た目 | コンパクト(角型・丸型) | 両サイドに「耳(金具)」がある |
| 主な用途 | 一般的なシーリングライト | シャンデリア、シーリングファン |
| 取付方法 | ツメを差し込んで回すだけ | ツメ+耳の部分にネジ止め |
\どっちが付いているか確認する方法/
今ついている照明のカバーを少しずらして覗いてみてください。器具の横から金属の「耳」が飛び出していれば、それは頼もしい「引掛ローゼット」です!
引掛ローゼットが構造上付けられない建物、家ってあるの?
「引掛ローゼットが付けられない」というケースは、実はいくつかあります。大きく分けて、「天井の形状」と「天井の強度・構造」の2つの理由があります。
1. 天井の「形状」による制限
物理的にローゼットを平らに固定できない場所です。
- 傾斜天井(船底天井など):
斜めになっている天井には、標準の引掛ローゼットは設置できません。無理に付けると照明が傾き、落下の原因になります。 - 竿縁(さおぶち)天井・格子天井:
和室によくある、細い木(竿縁)や格子がある天井です。凹凸があるため、そのままではローゼットを安定して固定できません。※これらは、専用の「取付アダプター」などを使えば設置可能な場合があります。

2. 天井の「構造・強度」による制限
見た目は平らでも、中身の問題で付けられないケースです。
- 下地(野縁)がない場所:
引掛ローゼットは器具だけで10kgまで支えますが、それを固定するネジが「天井の石膏ボード」だけに刺さっている状態では、ボードごと抜け落ちてしまいます。しっかりした木材の下地がない位置には設置できません。 - コンクリート打ち放しの天井:
マンションなどで天井がコンクリートのままの場合、直接ネジを打つことができません。あらかじめ設置用のボックスが埋め込まれていない限り、後付けでローゼットを設置するのは非常に困難です。 - 強度が足りない吊り天井:
古い建物などで天井そのものが弱っている場合、ローゼット自体の重みや照明の重さに耐えきれず、天井全体がたわんでしまうことがあります。
\アドバイス/
傾斜天井や下地がない場所でも、補強工事を行ったり、専用の金具を選定したりすることで、安全に設置できるケースがほとんどです。「うちは特殊な天井だから…」と諦める前に、まずは構造を熟知したプロに相談、現場を見せることが大切です。
『付けられない』を『付けられる』に変えるのがプロの仕事
10kgの壁を超えたら、そこは『構造工事』の世界です
豪華なシャンデリアや巨大なシーリングファン。これらは10kgを軽く超えることがあります。そんな時は引掛ローゼットの出番は終わり。天井裏に潜り、ボルトを流して建物の骨組みから照明を支える工事を行います。
「この照明、重すぎて無理かな?」と思ったら、それは私たちの腕の見せ所。ローゼットの限界を超えた先の安全も、プロにお任せください!
電気工事店が行う「超重量級」の固定作業
- アンカー打ち: 天井がコンクリートなら、ハンマードリルで穴を開けて「金属アンカー」を打ち込みます。
- ボルト吊り(寸切りボルト): そのアンカーに、長いネジ棒(ボルト)をつなぎます。
- 下地補強(木造の場合): 天井裏に潜り、野縁(天井の骨組み)の間に厚い木材を渡して、そこにボルトを貫通させます。
- 器具の直結: ボルトでガッチリ器具を固定した後、電線を端子台に直接つなぎます。
10kgを超えるシャンデリアや大型シーリングファン。これらは引掛ローゼットでは支えきれません。そんなときは、私たちが天井裏に入り、建物の骨組み(構造材)から直接ボルトを下ろして固定します。電気をつなぐ技術だけでなく、「重いものを絶対に落とさない固定技術」。これこそが、私たち電気工事店がプロとして大切にしていることのひとつでもあります。
対応できない電気工事店はあるの?
残念ながら、あります。
すべての電気工事店が「天井裏に潜ってボルトを流す」ような重量物工事を得意としているわけではありません。
- 家電量販店の提携業者: 簡易的な交換がメインのため、特殊なボルト吊りや天井裏の補強までは断られるケースが多いです。
- 住宅配線専門の職人: 新築の配線は得意でも、リフォームでの後付け補強やアンカー打ちは「大工さんの仕事」と考えて受けない場合もあります。
- 道具の有無: コンクリートに穴を開けるハンマードリルや、長い寸切りボルトを加工する道具を常に持っている「ガッツリ系の電気工事店」なら安心です。
資格について
10kgを超える照明をボルトで吊る工事も、基本的には「第二種電気工事士」(または第一種)の資格があれば施工可能です。
- 電気工事士法: 電線を器具に直接つなぐ(直結)作業は、法律で有資格者しかできないと決まっています。
- 建築的な知識: ボルトを打つ場所(構造材)を見極めるのは、経験を積んだ電気工事士のノウハウです。特別な「吊り下げ免許」があるわけではなく、電気工事士の業務範囲に含まれる高度な技術のひとつなのです。
私たち電気工事店は、電気の知識はもちろん、建物の骨組みを見極めてガッチリ固定する「重量物設置」のプロでもあります。天井裏に潜り、ボルトを流し、一生落ちない安心をお届けする。それが私たちの仕事です。
引掛ローゼット取り付け工事の5ステップ
天井に配線器具がない状態から、安全に照明を灯すまでのプロの工程をご紹介します。
STEP 1:現状確認と養生(ようじょう)
まずは天井の状態をチェック。電線が来ているか、下地(木材)がどこにあるかを確認します。大切な家具やお部屋を汚さないよう、シートでしっかり養生を行うのがプロの基本です。
STEP 2:下地(野縁)の特定
ここが一番重要です!下地探しセンサーなどを使い、天井裏の「野縁(のぶち)」という骨組みを探し当てます。石膏ボードだけにネジを打つと照明が落下する恐れがあるため、必ずこの骨組みを狙って固定位置を決めます。
STEP 3:配線処理と結線
天井から出ている電線を、新しい引掛ローゼットの端子に確実に差し込みます。接触不良や漏電が起きないよう、電気工事士の資格を持つスタッフが慎重に、かつスピーディに結線作業を行います。
STEP 4:ローゼットのガッチリ固定
先ほど特定した「下地」に対して、専用のネジで引掛ローゼットを固定します。10kgまでの重さに耐えられるよう、「ハンガー(耳)」の部分まで確実にネジを効かせ、手で揺らしてもビクともしない強度を確認します。
STEP 5:通電テストと清掃
最後は、実際に照明を仮付けして点灯確認。電圧が正常かチェックしたら、作業場所を綺麗に清掃して完了です!これで、お客様がいつでもお好きな照明に付け替えられる「安心の土台」が完成しました。






まとめ
今回は「引掛シーリング」と「引掛ローゼット」の違い、そしてそれらを超えた重量級照明の設置について解説しました。
- 5kgまでなら、コンパクトな「引掛シーリング」
- 10kgまでなら、ハンガー付きの「引掛ローゼット」
- それ以上の重量級なら、私たちプロによる「ボルト吊り固定」
照明器具を選ぶときは、デザインだけでなく「天井の土台がその重さに耐えられるか」を確認することが、家族の安全を守るために最も重要です。
「この照明、うちの天井に付くかな?」「重すぎて危ないかも…」と少しでも不安に思ったら、無理にご自身で判断せず、電気工事士の資格を持つスタッフが在籍する、株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市高津区電気工事.com)にお気軽にご相談ください。
配線から強固な固定まで、私たちがあなたの理想の空間づくりを足元(天井裏)からしっかり支えます!
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