和室『竿縁天井』のペンダントライトをシーリングに交換!注意点と対策|照明交換電気工事|神奈川県川崎市高津区
2026年4月2日 / 施工事例, 照明スイッチ修理、照明スイッチ交換、照明スイッチ増設
こんにちは!川崎市高津区電気工事.comです。
「和室のペンダントライト、掃除が大変!それに、なんとなく暗く感じる……
シンプルなシーリングライトに交換したいな」
そう考えて天井を見上げたとき、
「うちの和室、天井に木の段差(竿縁)があるけど、そのままシーリングライトって付くの?」
と思ったことはありませんか?

実は、和室特有の「竿縁(さおぶち)天井」への照明交換には、特有の注意点があります。無理に取り付けようとすると、器具がガタついたり、最悪の場合は落下の危険も。
そこで今回は、先日実際に行った「和室のペンダントライトからシーリングライトへの交換工事」の事例をもとに、竿縁天井ならではの注意点と、失敗しないための対策をプロの視点でわかりやすく解説します。
和室のペンダントライトをシーリングに変えるメリット・デメリット
「和室には吊り下げ式のペンダントライト」というイメージが強いですが、あえてシーリングライトに交換することで、部屋の印象はガラリと変わります。
まずは、交換前に知っておきたい「向き・不向き」を整理してみましょう。
シーリングライトに変えるメリット
- 部屋が広く、開放的になる
視界を遮るペンダントライトがなくなることで、天井が高く感じられ、和室特有の圧迫感が解消されます。 - 部屋の隅々まで明るさが届く
ペンダントライトは手元を照らすのが得意ですが、シーリングライトは天井に近い位置から広範囲に光を届けるため、部屋全体がパッと明るくなります。 - お手入れが圧倒的に楽!
和風ペンダントの「傘」はホコリが溜まりやすく、虫が入り込むことも多いですよね。密閉型のシーリングライトなら、サッと拭くだけで掃除が完了します。
デメリットと「向き不向き」のポイント
- 和室らしい「陰影」は少なくなる
落ち着いた雰囲気や、光の濃淡を楽しみたい方には、全体を均一に照らすシーリングライトは少し「明るすぎる」と感じるかもしれません。 - 天井の「跡」が目立つことも
長年ペンダントライトを付けていた場合、外した後に天井の「日焼け跡」がくっきり残っていることがあります。新しく付けるシーリングライトのサイズで隠しきれるか、事前の確認が大切です。
「うちは広々と明るく使いたいし、掃除も楽にしたい!」という方には、シーリングライトへの交換はおすすめの選択肢です。
しかし、和室の天井には「取り付けにおける最大のハードル」が隠れていることがあります。それが、今回ご紹介する「竿縁(さおぶち)」の問題です。
竿縁(さおぶち)天井にシーリングライトを付ける際の注意点
和室の天井を見上げたとき、等間隔に細い木(竿)が通っているのが見えませんか?これが「竿縁(さおぶち)天井」です。この天井にシーリングライトを付ける場合、一般的な洋室の天井とは異なる3つの大きな注意点があります。
① 最大の難関「段差」による不安定さ
シーリングライトは、本来「平らな天井」にピタッと密着させて固定する器具です。
しかし、竿縁天井には数センチの「竿」が通っているため、そのまま取り付けるとガタついて水平に固定できません。
無理に押し付けると、器具が歪んで故障の原因になったり、最悪の場合は落下の危険も伴います。
② 天井板(目透かし板)の強度不足
「木の板っぽい感じ」の和室天井は、実は非常に薄い板(ベニヤなど)が使われていることが多いです。
ペンダントライトは配線器具(引掛シーリング)だけで支えられますが、大きなシーリングライトは天井面で重さを支える構造になっています。
古い和室の場合、板そのものに強度がなく、器具の重みで天井がしなってしまうことがあるため、下地(しっかりした木材)がある場所への固定が必須です。
③ 配線器具(ソケット)の寿命と型式
長年ペンダントライトをぶら下げていた配線器具は、熱や経年劣化でプラスチックがもろくなっているケースが多々あります。
また、古い和室には「ネジ止めされていない、宙に浮いたようなソケット」が付いていることも。
シーリングライトを安全に支えるためには、この配線器具自体を、耐荷重のある最新の「引掛シーリング」へ交換・補強する必要があります。
「ただ付けるだけ」では危ない理由
「とりあえず点灯したからOK」と思われがちですが、地震の揺れなどで器具が外れてしまうのが一番怖いです。和室の照明交換では、この「段差をどう埋めるか」と「どこで重さを支えるか」がプロの腕の見せ所になります。
解決策:竿縁天井用アダプタと電気工事
「じゃあ、段差がある和室にはシーリングライトは付けられないの?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。プロの現場では、主に2つの解決策で安全に取り付けを行います。
① 「竿縁天井用アダプタ」を活用する
最も一般的な解決策は、メーカー各社から販売されている「和風天井用(竿縁天井用)部材」を使用することです。
これは、天井の「竿」の厚みに合わせて高さを調整するスペーサーのような役割を果たします。
- メリット: 天井板に無理な負荷をかけず、器具を水平に固定できる。
- ポイント: シーリングライトのメーカー(パナソニック、オーデリックなど)に合わせた専用部材を選ぶのが確実です。
② 配線器具(引掛シーリング)の交換・補強
古い和室のペンダントライトは、電線が直接器具につながっている「直付け」だったり、グラグラする古いソケット(角型引掛シーリングなど)で吊るされていることが多いです。
シーリングライトは器具自体の重量があるため、以下の工事が必要になるケースがあります。
- 高荷重対応のローゼットへの交換: 耳付きの「フル引掛ローゼット」などに交換し、天井の「野縁(のぶち)」という下地木材にしっかりネジ止めします。
- 下地補強: 天井板が薄すぎる場合は、裏側に補強材を入れることで、長期間使用しても天井がたわまないようにします。
なぜ「電気工事士」への依頼が安心なのか?
「アダプタを買えば自分でもできそう」と思われがちですが、実は配線器具(コンセントのような部分)の交換や、電線を触る作業は「電気工事士」の資格が必要な作業です。
特に古い和室は、目に見えない部分で配線が劣化していたり、下地が弱くなっていたりすることがあります。プロは設置時にそれらを確認し、「ただ点く」だけでなく「10年後も落ちてこない」確実な施工を行います。
古い和室の照明交換ビフォーアフター
それでは、先日実際にお伺いした現場の様子をご紹介します。
長年、和風のペンダントライトをお使いでしたが、「部屋を隅々まで明るく、スッキリさせたい」とのご要望でシーリングライトへの交換を行いました。



これまでは、和室でよく見かける吊り下げ式の照明でした。
味はありますが、どうしても視界に器具が入るため、天井が低く感じられるのが悩みどころ。また、経年劣化により、配線器具(引掛シーリング)自体もかなり古くなっていました。
天井にピタッと密着するシーリングライトに変えたことで、和室全体が驚くほど開放的な印象に変わりました。
和室の天井は、見た目以上にデリケートで専門的な知識が必要です。「うちの天井でも大丈夫かな?」と不安に思ったら、まずは電気工事のプロにご相談ください。「これってどこに頼めばいいんだろう?」と迷うようなことでも、株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市高津区電気工事.com)にお気軽にご相談くださいね。
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