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エアコンと室外機交換配管電気工事|既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱|神奈川県川崎市高津区

2025年11月19日 / エアコン取り付け、修理、交換、新規設置工事, 施工事例

「室外機だけの交換は可能かしら?」
「古い室内機と新しい室外機の組み合わせは大丈夫?」
「このまま新しいエアコンに交換すればいいのかしら?すぐに水漏れやガス漏れが起きないか心配?」

エアコンと室外機の交換工事は、単に新しい機器を取り付けるだけでなく、冷媒ガスの種類、配管の劣化状況、そして電源容量の確認など、お客様ご自身では見えない「専門的なチェック項目」が非常に多いのが実情です。その判断を誤ると、エアコン本来の性能が発揮されないばかりか、数年後に大きな故障に繋がるリスクがあります。

本記事では、【既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱】からの交換事例を通じて、「失敗しない工事」のために業者がどこまで徹底して確認すべきかを徹底解説します。交換を検討中の方が抱える専門的な疑問を解消し、安心して工事を依頼できる基準をお伝えします。もし、ご自身で「工事のすべてをチェックするのは大変!まずは相談したい!」とのことでしたら、ぜひ一度私たち【川崎市高津区電気工事.com】にご相談ください。お客様の設置環境とご予算に合わせた最適な交換プランをご提案いたします。

ダイキンと三菱の交換事例から学ぶ!
異なるメーカー間での単体交換リスク

これは、交換工事をご依頼いただくお客様から最も多くいただくご質問です。結論からお伝えすると、故障した部分が室外機だけでも、基本的に室内機と室外機はセットでの交換を強く推奨します

特に今回の事例のように、ダイキンの既存機種(F28CTES-W7)から三菱の新しい機種(R28CES)へ交換する場合、異なるメーカー間での単体交換は極めてリスクが高く、事実上不可能です。なぜなら、単体交換には以下のような決定的な技術的問題があるからです。

  1. 冷媒ガスの違いと古い配管の適合性:
    新しいエアコンは、地球環境に配慮したR32冷媒が主流です。しかし、既設の古い機種は「R410A」やさらに古い「R22」冷媒を使用している場合があり、冷媒の互換性はありません。
    異なる冷媒の室外機を古い室内機と接続しても、システムとして機能せず、故障の原因となります。冷媒の油分の種類も異なるため、古い配管を洗浄せずに新しい冷媒ガスを流すと、システム内部で異常が発生し、故障のリスクが高まります。
  2. メーカーと機種ごとの「通信プロトコル(通信の共通言語)」の違い:
    現代のエアコンは、単に冷媒を循環させるだけでなく、室内機と室外機が電気的に通信を行い、運転状況や負荷を制御しています。この通信の「言葉」にあたるのが通信プロトコルです。メーカーやシリーズが異なると、この通信プロトコルも異なります。ダイキンの室内機と三菱の室外機を接続しても、お互いの運転指示が通じないため、エアコンとして正常に動作しません。
  3. 省エネ性能と能力の不均衡:
    仮に接続できたとしても、室内機と室外機はペアで最大の能力と省エネ性を発揮するように設計されています。一部だけ交換すると、本来の能力が発揮されず、「エアコンの効きが悪い」という問題が残る可能性があります。過負荷運転となり、結果的に新しい室外機の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

したがって、今回のダイキンから三菱への交換のように、メーカーが異なる場合はもちろん、メーカーが同じであっても製造年が大きく離れている場合は、室内機・室外機・そして配管の同時交換が、安心して長く使うための最善の選択となります。

既設配管はそのまま使える?
交換しないと発生する「隠れたコスト」

エアコン交換の際、「まだ使える配管を交換するのはもったいない」「費用を抑えたい」と考えるお客様は多いです。しかし、既設の配管をそのまま再利用することは、後々の大きなトラブルや性能低下に繋がるリスクがあります。

今回の事例(ダイキン F28CTES-W7 から 三菱 R28CES への交換)においても、配管の全交換を実施しました。

配管の再利用が危険な最大の理由:冷媒と油分の適合性

前述の通り、古いエアコンで使用されていた冷媒と、新しいエアコンで使われる冷媒(R32など)は種類が異なります。

油分の違い: 冷媒ガスには潤滑油が含まれていますが、この油の成分が新旧冷媒で異なります。古い配管内部に残った古い油分が新しい冷媒ガスと混ざり合うと、エアコンの心臓部であるコンプレッサーを詰まらせたり、故障させたりするリスクが飛躍的に高まります。

配管の劣化: 紫外線や経年劣化により、配管の銅管自体が細かな傷や亀裂を負っている可能性があります。これがガス漏れの原因となり、エアコンの効きが数年で悪くなる原因となります。

特に、メーカーや冷媒の種類が変わる交換工事では、配管内部を完全に清浄にすることが難しいため、新しい機器の性能を最大限に引き出し、保証を有効にするためにも、配管交換は必須とお考えください。

見落としがちな「電気工事」のチェックポイント

配管交換と合わせて、電気工事についても確認が必要です。

  1. コンセントの形状と電圧:
    機種の交換に伴い、新しいエアコンが必要とする電圧(100Vまたは220V/200V)が変わることがあります。
    今回の事例では?:交換前後で電圧が変わらない場合でも、コンセントの形状が新しいエアコンのプラグに合っているか確認が必要です。形状が合わない場合は、コンセントの交換工事が必要になります。
    確認すべき点: 新しい機種の説明書を確認し、定格電圧とコンセント形状が既設のものと一致するかを事前にチェックしましょう。
  2. 専用回路の確認:
    エアコンは消費電力が大きいため、必ず専用のブレーカー回路から電源を取る必要があります。
    古い家屋や増設時: 既設のエアコンが専用回路になっていない場合や、配線が古く容量が不足している場合は、安全のため分電盤から新たな専用回路を引き込む電気工事が必要になります。これは工事費用を左右する重要なポイントです。

専門業者を見極める!
手抜き厳禁の「ポンプダウン」と「真空引き」

エアコン交換工事において、見た目には分かりにくいものの、エアコンの寿命と効きに直結する非常に重要な工程が2つあります。それが「ポンプダウン」と「真空引き」です。優良な業者を選ぶ際の最も重要なチェックポイントとなりますので、詳しく解説します。

1.ポンプダウン(既設エアコン撤去時の最重要作業)

【作業内容】 ポンプダウンとは、古いエアコン(室外機)を取り外す前に、配管内に残っている冷媒ガス(フロンガス)を全て室外機内部に回収する作業のことです。

項目作業の目的(なぜ必要?)手抜きをした場合(リスク)
環境と法律冷媒ガス(フロンガス)の大気放出を防止し、法律を遵守する。ガスが全て大気中に放出され、環境破壊につながる。
費用の節約冷媒ガスを回収し、ガスのロスを最小限に抑える。ガスを再利用できず、充填費用が高くなる可能性がある。

2.真空引き(真空乾燥)

【作業内容】 真空引きとは、新しい室内機と室外機を繋いだ新しい配管内部を真空ポンプで完全に真空状態にする作業のことです。これにより、配管内に残った「空気」と「水分」を強制的に除去します。

項目作業の目的(なぜ必要?)手抜きをした場合(リスク)
故障の防止配管内の水分(湿気)を除去し、コンプレッサーの詰まりや腐食を防ぐ。水分が氷の塊(アイスプラグ)となり、コンプレッサーを故障させる。
効率の最大化配管内の空気を除去し、冷媒ガスの循環を最適化する。エアコンの効きが大幅に悪化し、電気代が高くなる。

大まかな作業工程

ステップ作業内容ポイント(記事で解説すべき詳細)
ステップ1既設エアコンの撤去準備ポンプダウンの実施。冷媒ガスを室外機へ確実に回収します。
ステップ2既設機器・配管の撤去室内機、室外機、および古い配管・ドレンホースを全て撤去します。
ステップ3新規室内機の設置新しい三菱の室内機(R28CES)に合わせた配管穴の調整と、室内機の取り付け。
ステップ4新規配管・電線の敷設新しい冷媒ガス(R32など)に適合した新しい配管を敷設します。
ステップ5新規室外機の設置と接続室外機を設置し、室内機と配管・電線で接続
ステップ6配管内の処理とガス開通**真空引き(真空乾燥)**を徹底的に行い、配管内の空気と水分を除去。その後、冷媒ガスを開放します。
ステップ7電源工事と最終確認コンセントの交換(必要な場合)や、配線接続の最終チェック。
ステップ8試運転と引き渡し冷房・暖房で試運転を行い、設定温度や動作音に問題がないか確認後、お客様へ引き渡しを行います。
エアコンと室外機交換配管電気工事|既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱|神奈川県川崎市高津区
エアコンと室外機交換配管電気工事|既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱|神奈川県川崎市高津区

エアコンと室外機交換配管電気工事|既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱|神奈川県川崎市高津区
エアコンと室外機交換配管電気工事|既設機種:F28CTES-W7 ダイキン, R28CES 三菱|神奈川県川崎市高津区
既設機種:室内機:F28CTES-W7 ダイキン
室外機:R28CES MITSUBISHI
交換機種:
対応地域(エリア):神奈川県川崎市高津区

まとめ

エアコン交換は「安心」と「性能」を買うものー
本記事では、お客様が特に不安に感じる「単体交換のリスク」や「配管交換の重要性」、そして工事の品質を決める「ポンプダウン・真空引き」といった専門的な工程について解説いたしました。

エアコン交換は、ただ冷暖房ができるようになるだけでなく、新しい機器の持つ本来の省エネ性能を最大限に引き出し、長く安心してお使いいただくための投資です。

依頼する際は、

  • なぜその工事が必要なのか
  • 見積もりの内訳にどのような工事が含まれているのか

を事前にしっかりと確認し、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。見えない部分までしっかり整備することで、快適なエアコン生活を長く続けることができます。

「これってどこに頼めばいいんだろう?」と迷うようなことでも、株式会社エヌ・アイ・シー(川崎市高津区電気工事.com)にお気軽にご相談ください。

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